Winows 8時代にもWindows 8.1 with Bingというバージョンが存在しましたが、どうやらWidnows 10でも同様に無償提供版のWindows 10 with Bingが登場する予定のようです。

まず浮かぶのがこのwith Bingってなんなのさ?という疑問です。
あとは無償提供版とか色々捗るんじゃないかとほくそ笑んでる人は少し落ち着いてください。

誰にでも無償提供するわけじゃないので。

BingLogo

Windows 10 with Bingとは

簡単に言えばOEM版で提供されるタブレット向け無料Windows OSということです。

Internet Explorerの検索エンジンがデフォルトでMicrosoftの検索エンジン「Bing」に設定されているという以外は普通のWidnows OSと変わりません。

OEMメーカーはMicrosoftが定めた一定の基準をクリアすれば無償でWindowsを載せることができるということです。

いやいや、OEMが分からんし

という人のために説明しますと、一般的にWindowsを我々ユーザが手に入れる方法は3種類あります。
パッケージ版、OEM版、DSP版です。

パッケージ版

パッケージ版というのはソフトウェアがそのままで売られているものです。
他にも以下の特徴があります。

  • Microsoftからの無償サポートがつく
  • どのパソコンにインストールしても良い(他のパソコンに引っ越しできる)
  • 高い
OEM版

OEM版はプリインストール版とも言われています。
パソコンを買うと初めからインストールされているWindows、これがOEM版です。

以下の特徴があります。

  • Microsoftからの無償サポートがつかない
  • 購入したパソコンでしかWindowsが使えない(他のパソコンに引っ越しできない)
  • パッケージ版に比べて格安
DSP版

DSP版はいわゆる自作PCなどを作っている玄人の方々に向けて売られているもので、パソコンパーツ(ハードディスクなど)と一緒に販売されているものです。
そういう意味ではOEM版と考え方は一緒です。
パソコンと一緒に買うとOEM、パーツと一緒に買えばDSPです。

以下の特徴があります。

  • Microsoftからの無償サポートがつかない
  • 購入したパーツが組み込まれているパソコンでしか使えない(パーツと一緒に引っ越せばOKが)
  • パッケージ版に比べて格安

ということは嬉しいのはOEMメーカーだけ?

というわけで要するに恩恵に預かれるのはメーカーだけなのかというとそうでもありません。
無料のWindowsを使えることでメーカーはコストを抑えることができ、それは販売価格にも影響してきます。

コストが安くなれば当然販売価格も安くなるわけです。
そうすると多くのユーザ層が手を出しやすくなり、Windowsタブレットのシェアが伸びる、という仕組みですね。

なんでこんなことをしているのか

もともとMicrosoftはパソコンのOEM版Windowsで莫大な収益を上げてきたわけですが、スマホ、タブレット市場では大きく出遅れています。
それもそうでしょうね、現在スマホ、タブレットといえばAppleとAndroidで二分されていると言っても過言ではないわけです。

この出遅れを無償版OSを提供することでシェアアップに繋げようというのがMicrosoftの狙いでしょう。
ソフトバンクと一緒で、悪く言えばバラマキ作戦ってわけですね。

参照記事:Gigazine – Windows10にも無料バージョンと思われる「Windows 10 with Bing」が存在することが判明

編集後記

パソコンのWindowsのシェアは依然として高いものの、時代の流れとしてはタブレットやスマホの出遅れはMicrosoftの中でも最重要課題になっていると思います。
そのためのバラマキによってユーザが恩恵を受けるのはいいことだと思いますし、Surfaceも悪くはない気がするのですが、昔から続いているWindowsならではの無骨さ、みたいなイメージが払拭できないとオシャレ街道まっしぐらのくせに使い勝手も良いAppleには太刀打ちできないような気もします。

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