Windowsをセットアップする時に必ずやらなきゃいけないことがあります。
それはもちろんアカウントの作成です。

アカウントを作成しなきゃ何も始まらないのです。

で、Windows 8以降、Windowsのアカウントには複数の種類が用意されました。
そして例によってユーザに混乱がもたらされたのです。

自分もそんな一人だったりします。

Widnows 10のアカウントの種類

Windows 10になって使えるアカウントの種類というのが下記のようになりました。

  • ローカルアカウント
  • Microsoftアカウント
  • 家族アカウント
  • Active Diectoryアカウント
  • Azure ADアカウント

上記のように詳細に書けば5通りのアカウント形式が存在するのですが、正直下2つは気にしなくて良いです。

企業プロフェッショナルな方々が利用するアカウントです。

大事なのは上3つですので順に見ていきます。

ローカルアカウント

これが一般的なアカウントです。

Windows 7までは「アカウント」と言えばこのローカルアカウントのことを指していました。

簡単に言えば一つのコンピュータでしか使えないアカウントということです。

Microsoftアカウント

これが新しく追加されたアカウントです。

Microsoftアカウントを利用してコンピュータにログインすることで、Microsoftが提供する様々なクラウドサービス(OneDirveやメール、Windowsストアなど)と結びつけてコンピュータを利用することができます。

簡単に言えば複数のコンピュータで使えるアカウントということです。

家族アカウント

家族アカウントは親と子供という組み合わせでMicrosoftアカウントを登録することで、親が子供のアカウントに対して、アプリの利用制限、利用履歴のチェックができるようになります。

Microsoftアカウントの応用編という位置付けと考えればよいかと思います。

Microsoftアカウントでアカウントを作成すると困ること

さて、ここからが本題です。

MicrosoftアカウントでWindowsにログインするようにしてしまうとどんなことが起こるのか。

ユーザ名が日本語で表示される

別にいいじゃん、と思う人もいるかと思いますが困ることもあるんです。

例えば、アプリケーションのインストールです。

世界中に何百万、何千万というアプリケーションが溢れかえっていますが、その内の何パーセントのプログラマが日本のことを考えて作ってると思いますか?

WindowsにはAppDataという隠しフォルダがあるんですが、この中にアプリケーションの設定とかを保存できるフォルダがあるのです。

で、このAppDataフォルダの上位フォルダがユーザフォルダだったりします。

例えばこんな感じですね。

C:\Users\[username]\AppData

そしてこの[username]の部分が自分の名前だったりすると

C:\Users\能史\AppData

こうなります。
こうなると困ります。

アプリケーションがこのAppDataにアクセスしようとすると、アルファベットじゃなくて日本語が出てくるわけです。

現実世界でも英語と日本語が別モノなように、コンピュータの世界でもアルファベットと日本語はまったく別モノなので、アルファベットしか考えてないアプリケーションにはAppDataにアクセスすることができなくなります。

そしてエラーとなるわけですね。

参考記事:[Windows 10] Google Driveのデスクトップアプリが”PyWinTypes27.dll could not be extracted”でインストールできない

日本語でアカウントを作ってしまった場合はどうするべきか

ではどうするべきか。
方法としては2通りです。

ちなみにMicrosoftアカウントに登録している名前を変えても一度作られえてしまったユーザフォルダは変更されません。
残念!

OSの再インストール

これが一番キレイに変更できる方法ですが、一番大変な方法です。

ポイントはOSのセットアップの時にWiFi接続を行わないこと。

Windows 10は何がなんでもMicrosoftアカウントを使わせたいようで、ローカルアカウントを選択できません。

WiFi接続をスキップすると、しょーがねぇなと言わんばかりに「ローカルアカウントを作りますか?」と聞いてきます。

ここでしっかり英数字を使ったアカウントを作成しましょう。

その後、Microsoftアカウントでログインするように設定すればMicrosoftアカウントに紐付いた状態で英数字ユーザ名を利用できます。

新規にローカルアカウントを追加する

「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」→「その他のユーザーをこのPCに追加」を選択していきます。
他のユーザーを追加する

ここではローカルアカウントを作成できません。
ようやく「このユーザのサインイン情報がありません」をクリック
このユーザのサインイン情報がありません

ここでもまだローカルアカウントを作成できません。
「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリック
Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する

やっとローカルアカウントの作成画面が表示されました。
是が非でもMicrosoftアカウントを作らせたいんですね、Microsoftさん。
ユーザ名とパスワードを設定したら新しいローカルアカウントが作成されます。
ローカルアカウントの作成

編集後記

Windows 10はいろいろと便利になっている反面、やはり既存のユーザには分かりにくい部分が多々あると思います。
感覚的に使えるインターフェースを考えず、Microsoftアカウントの追加のみを全面に押し出すのはちょっとどうかと思いますねぇ。

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