windows-anniversary-update-stageWindows 10の無償アップグレード期間が先日終了しましたが、早速8月2日に「Anniversary Update」が発表されました。

マイクロソフトでは、サーバーの負荷軽減のため、全てのユーザーが一斉にアップデートできるわけではなく、最大で3~4日程度の配信ラグが存在することになると予想されるとしています。

というわけで今回は、Windows 10、1周年の「Anniversary Update」で何が変わったのか、お伝えします!

スタートメニューとタスクバーのデザイン変更

xlx9uicco0csbk

スタートメニューでは、「すべてのアプリ」メニューが廃止されて、その代わりに、すべてのインストール済みアプリがスタートメニューの左側のリストに表示されるようになります。このリストの左側には、ユーザーのアカウント、ダウンロード、「エクスプローラー」、「設定」、「電源」のアイコンのみが表示され、リストの右には、今までと同じタイルやライブタイルが配置されます。

タスクバーでは、時計とカレンダーが統合されるなど、いくつかデザイン面で変更がありました。時計をクリックすると、時刻とその日のイベントのリストが表示され、マルチディスプレイを設定している場合、そのすべてに時計が表示されるようになります。

Windows Ink

microsoft-build-2016-event-verge_140.0.0

「Windows Ink」によって、スタイラスペンをあらゆるアプリで使用可能となります。例えばSketchpadやSticky Notesといったアプリでは、スタイラスペンを使ったスクリーンショットへの書き込みをサポートするようになります。さらにはOffice、Edge、Maps などのアプリケーションとも統合。Windows Ink専用のワークスペースが用意されており、システムトレイのアイコンから呼び出すこともできます。

そして待望の「定規」機能も追加!

Surface Penなどのスタイラスを使っている人は、設定メニューの「デバイス」タブからペンのボタンや設定をカスタマイズできるようになります。

Edgeについに拡張機能追加

anniversary-update-edge-extensions-100673141-orig

今回のアップデートでEdge の消費電力節約機能がさらに強化されました。Microsoft Edge のCPUとメモリーの使用量が削減され、バックグラウンド処理や Flash 広告などの周辺コンテンツの影響を最小化。

これまで、「Google Chrome」や「Firefox」「Safari」など、最近のブラウザの大半はサードパーティーのアドオンや機能拡張をサポートするにもかかわらず、Microsoftは1年前、セキュリティ上のリスクを理由に、拡張機能のサポートなしでEdgeをリリースする決定を下していましたが、ついにEdgeも拡張機能に対応します。待ち望んだユーザーも多いでしょう。

「AdBlock」、Pinterestの「Pin It」ボタン、「Evernote」など、サードパーティーのEdge拡張機能が複数用意される予定で、拡張機能は「Windows Store」から入手できるようになります。

他にも、ブラウザ内でタブをピン留めできる機能や、アドレスバーの「貼り付けて移動」オプション、「戻る」「進む」ボタンを右クリックしてアクセスできる履歴メニュー、フォルダをクラウドストレージサービスにドラッグ&ドロップできる機能、ブックマークとお気に入りの整理機能の強化、ブラウザを閉じたときに、進行中のダウンロードのリマインダーを表示する機能、ウェブサイトからのウェブ通知を「アクションセンター」に表示する機能、スワイプ操作、「Flash」動画をクリックして再生(動画の自動再生を抑止)する機能など、Edgeの使い勝手は大きく変わりそうです。

Cortanaがロック画面でも

new-windows-10-features-coming-cortana-on-the-lock-screen-outlook-app-update-502376-3

Cortanaがロック画面で利用できるようになります。細かな変更ですが、利便性は向上するでしょう。

この機能を有効化したら、ロック画面で「Hello, Cortana」と話しかけるか、あるいはCortanaアイコンをタップして、利用できるようになります。例えば、道順を調べる、カレンダーに予定を追加する、リマインダーを作成する、といったことが可能とされています。

また、Windows 10のロック画面には、ほかにもいくつかの改善が施されていて、例えば、Microsoftアカウントでサインインしている場合に、電子メールアドレスを隠す機能が追加されたりしています。

ダークテーマが新登場

Windows 10 dark mode-970-80

これまで、ウィンドウの背景色は、白に統一されていましたが、今後は背景色に黒を使用した「ダークテーマ」が追加されます。ダークテーマを適用すると、スタートメニュー、通知センター、タスクバー、時計も黒っぽいカラーで統一されます。背景が黒色、スクロールバーが濃い灰色、文字が白色で表示され、エクスプローラーを除く、ほとんどのWindows標準アプリで有効となります。

Windows HelloがWebアプリ認証に対応

Windows Helloは顔認識や指紋、光彩スキャンを使ってコンピュータにサインインするのに既に使われています。

Anniversary Updateでは、Edgeでブラウジングしている場合に限り、サポートされたウェブサイトでWindows Helloを利用できるようになります。Windowsアプリでも機能します。またこれによって、USBセキュリティトークンやリストバンド型アクティブラッカー、スマホなどの「コンパニオンデバイス」を使ってPCにサインインすることもできるようになるようです。

XboxにWindowsアプリが対応

Xbox One上でもCortanaが利用可能になります。「Hey Cortana, Xbox On」と言うだけで Xbox One の電源を入れることもできます。また、Windows 10 PC とXbox Oneの両方でゲームをプレイすることができ、ゲームの進捗、セーブ、実績を共有できるようになります。

Androidへの通知をアクションセンターに表示

Android向けCortanaアプリでは、ユーザーのAndroidデバイスをWindows 10 PCに接続して、ユニバーサル通知を実現できるようになります。接続が完了したら、CortanaはAndroidへの通知をWindows 10のアクションセンターにも表示したり、PCからユーザーのスマートフォンの位置を特定して鳴らしたりすることができ、ユーザーは自分のスマートフォンのテキストメッセージをPCでも受信できるようになります。これはほんとに便利ですね!

その他

機能強化された「Windows Defender」

サードパーティーのアンチウイルスプログラムをWindows 10にインストールすると、Windows Defenderは自動的に無効化されるていました。しかし、「Limited Periodic Scanning」と呼ばれる新機能のおかけで、Windows Defenderは既存のアンチウイルスプログラムを補強する「追加の防衛線」のような役割を果たせるようになりました。既存のアンチウイルスプログラムの妨げになることはありません。

UNIXのシェル機能「Bash」がWindows 10に対応

UNIXをWindows上で起動せずに済むかもしれません。

Skypeアプリは、標準機能のビデオや音声の質が改善

起動速度も従来と比べて爆速になっています。

タイムゾーン設定が追加

PCを使用している国や地域の時刻に合わせて、自動で時計を調節します。世界中を飛び回る人ならば重宝しそうな機能です。

編集後記

というわけでWindows10の2度目の大型アップデート「Anniversary Update」についてみてきましたが、いかがだったでしょうか。

Windowsは今後、OS自体の新規販売はせず、Windows 10のアップデートのみになります。これからますます、使い勝手がよくなってくれるといいですね!

いつもシェアありがとうございます!気に入ったらシェアしていただけたら幸いです。